サービス

SERVICE

⾷品⽤ 磁器容器

横浜名物といえば『崎陽軒のシウマイ』。
ヤマキ電器では、中に⼊っている磁器製醤油⼊れ『ひょうちゃん』を⽣産しています。

えっ! ⽉数⼗万個販売される
この陶磁器商品も全てヤマキ製?
全国区で有名な 「横浜 崎陽軒」 のシウマイの
醤油さし。

この絵柄を⾒た事がございますでしょうか。
関東に出張されている⽅は特によく⾒られているかもしれません。

お⼟産として全国区で有名な「横浜 崎陽軒」のシウマイについている、ひょうたんの形をした、醤油さし「ひょうちゃん」。
実はこの容器、ヤマキ電器でご提供させて頂いています。

瀬⼾の⼯場から出荷された陶磁器の醤油さしが、お⼟産として⽇本全国に流通しています。
付属品である醤油さしが、シウマイを開封した⽅の更なる笑顔をつくる。

季節などによって⼨法が変化するため、
品質を⼀定に保つ苦労もあります。

⾼圧配電⽤機器碍⼦を製造している当社ですが、焼き物で有名な瀬⼾の⼟地柄もあり、磁器製造の技術を使った製品としてご注⽂を頂いております。
(実はここにも、当社の技術⼒のひとつである鋳込製法が使われています)

型を使う製法なので、常に同じ品質のものが出来ると思われがちですが、実は季節などによって⼨法が変化するため、品質を⼀定に保つのに苦労していたりもしています…。

⼿間と愛情をこめて当社からお届けしている⼩さな醤油さしが、⽇本全国に幸せを運ぶお⼿伝いをしていると思うと、ひょうちゃんの表情の様にやわらかな顔になってしまいます。

陶磁器のもつ無限の可能性を引き出すこと。それも私達の使命の⼀つです。

ひょうちゃんの歴史

当初、醤油⼊れの表⾯にマンガの顔はなく真っ⽩で質素なものでしたが、昭和30年ごろ 漫画「フクちゃん」で有名な漫画家の横⼭隆⼀さん(故⼈)のマンガ⼊りで48種類の多彩なものへとなりました。

そして昭和63年。
崎陽軒の創業80周年を記念して、「オサムグッズ」でおなじみのイラストレーター・原⽥治さんの デザインで⽣まれ変わりました。
絵柄の種類は80周年にちなんで80種類。

あわせて⾊が⻘・緑・茶・ピンクの4⾊あるため、総計では80種×4⾊=320種にのぼります。
昭和22〜23年ごろ取引先の東京の陶磁器問屋さんから、『崎陽軒の醤油⼊れを作ってくれないか』 との話があり、素材が磁器で碍⼦と同じということから作り始めました。

そして平成15年3⽉、崎陽軒の主⼒製品であるシウマイの⽣産⼯場「シウマイセンター(現 崎陽軒横浜⼯場)」の全⾯改修に伴い、主⼒製品「昔ながらのシウマイ」のリニューアルが⾏なわれることとなり、ひょうちゃんのデザインも横⼭隆⼀さんデザインの復刻版となっています。

ひょうちゃんの作り方

STEP

⼟錬

天然の粘土や石分を調合し、細かく粉砕した原料を混錬するところから始まります。
水や添加材を加えて撹拌し流動性のある「泥漿」を作ります。

STEP

成形(排泥鋳込み)

鋳込み

石膏型の中に「泥漿」を流し入れると、石膏型に水分が吸われ表層に着肉し形ができます。

排泥

石膏型の中に「泥漿」を流し入れると、石膏型に水分が吸われ表層に着肉し形ができます。

離型

成形した素地を型から取り出します。

STEP

加⼯

仕上げ

水を含んだスポンジで溶かす様に取ります。

転写

シリコン製のパットで絵柄を素地に転写します。

STEP

施釉

製品の表面にガラス様の「釉薬」を施します。釉薬の液中に製品を沈めます。

STEP

焼成

焼成炉で焼き上げ、ひょうちゃんが完成!

STEP

醤油充填

自動注入器でひょうちゃんに醤油を充填します。